水回りの掃除を必ず行うべし
家の売却価格ですが、もちろん立地なども大きく関わってきます。駅から近いといった立地条件が良い所は価格が高くなり、駅から遠いところは価格が低くなってしまいます。しかし、そういったどうしようもない条件だけで家の価格が決まるわけではありません。
家を売るときは、物件の印象といったものにもしっかりと気を使うことが大事なのです。物件に全く気を使わないで、売却活動を行ってしまうと低評価されてしまいます。買い手からかなり強気な価格交渉をされてしまうかもしれません。
こちらでは少しでも高く家を売るために、水回りの掃除をおすすめします。なぜ水回りの掃除が大切なのかを中心にお話します。
■水周りは特に劣化しやすい場所であるから
・水のある場所は汚れやすい、ガタが来やすい
水周りといえば、台所や洗面所、そしてトイレやお風呂場となります。それらの場所は綺麗でしょうか?どうしてもカビは替えてしまったり、床が腐りかけてしまいふわふわの状態になっていたりする、といったケースも少なくありません。
家を購入する側としても、水周りが非常に重要であることは分かっています。ですから、しっかりと調べたうえで買おう、と思っているので水周りを事細かにチェックされてしまいます。
そして、もしも問題があった場合には、価格条件の議題になってしまうのです。問題があったうえでの価格交渉であったら、売る側としては不利な状況になってしまいます。言いくるめられてしまう可能性もあるので注意しましょう。
■水回りの掃除はどのように行うべきなのか?
・カビ掃除はしっかりと行うこと
特にトイレやお風呂場はカビが繁殖している可能性があります。黒くなっている場合にはカビが関わっているので、カビキラーなどの薬剤を利用してしっかりと綺麗に掃除してください。壁などが綺麗になるだけでも、随分と印象が変わってきます。
台所も汚れやすい場所です。水を定期的に使いますし、油も使います。ベトベトしていると、それだけでも印象が悪くなってしまうので、売却を検討し始めたら、定期的に掃除を実施しましょう。
問題は、リフォームをするか?というところでしょう。リフォームをしたとしても、その分価格が上乗せされるとは限らないので非常に難しい問題です。買い手の中には、購入後に自分でリフォームしたい、といった希望を持っている方もいるので、リフォームに関しては棚上げすべきです。まずは、掃除することだけに専念してください。