住宅用火災警報機を設置してある住宅のほうが高く売れる!
あなたの住宅には、火災警報器を設置しているでしょうか?最近では、火災警報器が設置されている家も増えたのではありませんか?もしもの時には大いに役立ってくれるものです。特に、2階以降に住んでいる方は、ちょっと逃げ遅れただけでも大きな危険にさらされてしまいます。少しでも早く火災に気づく、ということが非常に重要なのです。
そこで注目して欲しいのが、住宅を売る場合です。
住宅用火災警報器が設置してある住宅のほうが高く売れるのでしょうか?それともあまり価格には関係ないのでしょうか?徹底調査してみました。
■そもそも住宅用火災報知機は設置しなければならないもの
・あったほうが安心感を与えられる
住宅用火災報知機ですが。新築物件に関しては、平成18年の6月より義務化されています。中古物件に関しても、平成23年の6月から義務化されているのです。要は設置していなければならない、といった決まりになっています。
しかし、現実には火災報知機を設置していない家庭が多いですよね。その理由となっているのが、罰則規定がないからです。ですから、火災報知機がない物件が売りに出されているケースも少なくありません。
問題は、火災報知機無しが価格にどのような影響をあたえるのか?ということでしょう。
・火災報知機無しはイメージダウン
価格ダウンは避けられません。特に高いものではありませんが、設置している物件の場合は、いままで住んでいた方は安全性に気を使っていた、という証明にもなるのです。家をしっかりと管理しようとしている表れ、と捉えても良いかもしれません。
一方で、火災報知機がない場合には、その物件に愛着があったのかが疑わしい状態になってしまいます。買い手は、どこかに問題がある物件なのではないか?といった事を勘ぐってしまう可能性もあります。メンテナンスを手抜きしている物件はやはり誰しも購入したくないのです。
注目して欲しいのが、価格交渉の舞台です。火災報知機がないことを理由にしたダウン交渉はされないと思いますが、買い手としても漠然とした不安があるので、どうしても高く購入してくれません。厳しい価格交渉を迫られる可能性もあるので、火災報知機はつけておきましょう。特に手間のかかることでもありません。ちょっとしたことで、価格のダウンを抑えられるとしたらお得ですよね。