不動産業者の得意分野を把握すること
不動産仲介業者によっても、得意な分野もあれば不得意な分野もあります。もしも、不得意な分野の仲介業をお願いしてしまうと、取引に問題が生じてしまうかもしれません。不動産業者を選ぶ時には、なるべく得意な分野でお願いすべきなのです。
今回は不動産業者の得意分野を知ることの重要性についてお話します。
■どのような業者がどのような分野を得意としているのか
・不動産の売却を得意としているところとは?
売買物件の媒介業務を取り扱っている不動産業者がおすすめです。ただし、それらの中にも、さらに得意や不得意といったものがあるので、非常に難しくなっているのです。
たとえば、土地や建物を中心に取り扱っている業者もあります。他にも、中古マンションを中心に取り扱っているところもあります。
仮に、中古マンションの売却を検討しているのに、土地や建物を中心に取り扱っているところにお願いしてしまっては意味がありません。売れるまでに時間がかかってしまうこともあれば、高く売却できない、といった状況になってしまうこともあるのです。また逆もしかりです。土地や建物の売却を考えているのに、中古マンションを中心に取り扱っているところの利用は良くありません。
各業者によっても経験の差、というものがあるのです。どんな不動産でもしっかりと経験しているという業者はそれほど多くありません。中には、ほとんど経験していないような不動産売買の分野もあるかもしれません。だからこそ、得意分野をしっかりと把握することは大事なのです。
・実績を確認すること
不動産業者を選んでいる最中は、その不動産業者がどのような不動産を取り扱ってきたのか、という実績を確かめてみましょう。また、どのような不動産の取り扱っているのか、といった事を確かめるのもおすすめです。
マンション物件が多いのか、それとも土地や建物といった物件が多いのか、ということを確かめるだけでも、その不動産業者のある程度の中身が見えてくるわけです。