近所には知られたくない!どんな契約方法がおすすめ?
家を売る時ですが、売れるまではご近所さんに黙っておきたい、というケースもありますよね。いつ売れるかわからないのに、家を売っていることがバレてしまうと、まだ売れてもいないのに挨拶もしなければならないかもしれません。近所で変な噂が立ってしまうかもしれないのです。
今回は、近所になるべく家を売っていることを知られないための契約方法についてお話します。実際に、ご近所さんに知られるに家の売却活動が出来る契約方法があるんですよ。
■一般媒介契約を締結するのがおすすめ
・専属専任媒介契約と専任媒介契約は問題あり
専属専任媒介契約と専任媒介契約に関しては、法律によって物件の情報を公開しなければならない、といった決まりがあるのです。専属専任媒介契約や専任媒介契約を結んだ不動産業者としても仕方ありません。
2つの契約方法ですが、締結後特定の日数以内にレインズへの登録義務があるのです。登録義務を怠ってしまうと、業者としての信用にも関わってきます。契約解除の理由にされてしまいかねません。
レインズに登録されてしまうと、不動産情報が公開されている状況になります。近所の方が不動産を探している場合には、もしかしたらバレてしまうかもしれないのです。仮に売り主が、不動産情報を公開してほしくない、と頼んだとしても、法律上の決まりを破ることは不動産業者には出来ません。
そこで出てくるのが一般媒介契約です。
・一般媒介契約なら近所にばれない理由
一般媒介契約は、レインズへの登録義務はありません。もちろん、登録してもよいわけですが、契約をする時に「レインズへの登録はしないで欲しい」と頼んでおけばよいのです。
一般媒介契約の場合は、かなり自由度のある契約となっています。こちらの意向を組んでくれるケースも多くなっているので、近所にバレたくない、といった場合でもしっかりと対応してもらえます。
ただ、一般媒介契約であったとしても注意しなければならないことがあります。複数の業者と契約してしまうと、自然と情報が漏れ出てしまう可能性もあるのです。もちろん、1社ごとに「レインズへの登録をしないで欲しい」と頼めばよいのですが、広告活動を積極的に行っているところに依頼した場合には、情報が漏れてしまうかもしれません。
近所に家を売っていることをバレたくないのであれば、1社と一般媒介契約を結ぶべきでしょう。