不動産業者への手数料について
不動産業者で不動産を売却する時には、様々な費用がかかってきます。前もって、どのような費用がかかるのか?といったことは事前に把握しておくべきです。
こちらでは不動産売買を仲介してくれる不動産業者に対する手数料についてお話します。かなり高い金額を支払う可能性もあるので、家の売却を前向きに考えている方は必ず確認しておきましょう。
■不動産仲介手数料はどの程度発生するのか?
・売買価格によって仲介手数料も大きく変化してくる
不動産業者への仲介手数料の支払いですが、売買価格によって大きく変化してきます。
こちらでは、消費税が8.0%であると想定して仲介手数料の額を算定する方法をお教えします。
【売買価格が200万円以下であるケース・・・5.4%以内の金額】
仮に、不動産売買価格が200万円である場合は、最大で110,000円の仲介手数料が発生することになります。
【売買価格が200万円超400万円以下であるケース・・・4.32%以内の額】
仮に、不動産売買価格が400万円であるケースは、最大で170,000円の仲介手数料が発生します。
【売買価格が400万円超であるケース・・・3.24%以内の額】
仮に、不動産売買価格が3,000万円であるケースは、最大で970,000円の仲介手数料が発生します。
このように、売買価格によって仲介手数料は大きな影響を受けます。パーセンテージは大きく変化してきますが、基本的には高額の取引になればなるほど大きな仲介手数料を支払わなければなりません。高額の売却価格になれば100万円以上の仲介手数料が発生することも十分にありえるのです。
■仲介手数料は一律となっているのか?
・各業者によって方針が異なるケースあり
基本的に、上限いっぱいの仲介手数料を取ってくる業者が多くなっています。しかし、かならずしも上限の仲介手数料を取ってくるわけではありません。割合的にもう少し低くしてくれることもあります。
仲介手数料については交渉ができるのか?といったことが気になっている方も多いでしょう。仲介手数料に関しては、媒介契約を結ぶときに交渉することができます。少しでも手数料を低くしたい、と思っているのであれば話をしてみましょう。
ただし、不動産業者もビジネスとして行っていることなので、必ずしもこちらの要望が聞き入れられるわけではありません。また、常識的な下げ幅で交渉することも忘れないで下さいね。