まずは買い主の気持ちを知る!住宅買い替えの理由とは
家を売却するということは、買ってもらう方を探す、ということでもあります。そこで考えていかなければならないのが、買い手はどのような理由で住宅を買い換えようとしているのか?ということです。
「敵を知れば己を知り百戦危うからず」といったことわざもあります。住宅買い替えの理由を知ることができれば、売りやすい物件タイプを知ることにも繋がってくるものです。
■住宅の買い替えの理由とは?
・もっと広い家に住みたかったから・・・35.2%
・家が狭いなどの問題が会ったから・・・18.7%
・もっと生活の便利な所に住みたかったから・・・17.2%
・家が老朽化したから・・・15.3%
・もっと新しい家に住みたかったから・・・13.1%
※suumoのホームページより(http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/iesagashi/c0iom000/)
アンケート結果をチェックしてみると、住み替えの理由の上位に入ってくるのが、家の広さだったのです。ここでハッキリとしてくるのが、広い家は有利である、ということです。
ただし、単に広いと言っているのではありません。
例えば、マンションに住んでいる方であれば一戸建てに引っ越す場合でも広いところに引っ越すことになりますよね。必ずしも物件自体の広さが重視されているのではなく、「個人的な広さ」といったものが関わっているのです。
そもそも引っ越しをする方の多くが、結婚をしたから、子供ができたから、といったケースになっています。家族の人数の変化が住まいを変える理由に直結しているのです。
一戸建てはそういった場合にはかなり有利な物件タイプとなります。
■買い替えまでの期間についても理解しよう
・5年未満で買い換え・・・16.5%
・5年から10年未満で買い換え・・・27.4%
・10年から15年未満で買い換え・・・23.8%
・15年から20年未満で買い換え・・・11.9%
・20年から30年未満で買い換え・・・14.3%
・30年以上で買い換え・・・6.1%
※suumoのホームページより(http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/iesagashi/c0iom000/)
買い替えの期間ですが、思ったよりも短い間隔になっていることがよく分かります。15%以上の方が5年未満で買い換えている事実に驚いてしまうほどです。
もちろん新しい物件は建物の評価も高くなります。売却できる価格が高くなる可能性も大いにあります。
ちなみに20年以上たってしまうと、建物の価値があまりつかなくなってくるのでその点は気をつけましょう。