一戸建てから一戸建てに引っ越した理由
一戸建て物件の売却を考えている方は、一戸建て物件から一戸建て物件に買い換える方の理由を探る、といったことが重要になります。一戸建てに住んでいた方は、マンション物件の購入率が著しく低いのです。基本的に、一戸建ての物件への住替えを検討するので、一戸建てに住んでいる方の考え、といったものは理解しておく必要があります。
今回は、一戸建て物件から一戸建て物件への引っ越しをする方の理由に迫ります。実際にどんな希望を持って一戸建てに住み替えているのでしょうか?
■一戸建て物件から一戸建て物件へ引っ越す理由がこれだ!
・第1位・・・もっと広い家に住みたかったから【44.3%】
・第2位・・・家が老朽化してきたから【29.1%】
・第3位・・・家が狭いなどの問題が会ったから【20.3%】
・第4位・・・もっと新しい家に住みたかったから【19.0%】
・第5位・・・もっと生活に便利な所に住みたかったから【15.2%】
※複数回答あり
一戸建て物件から一戸建て物件への引っ越しに関しても、やはり「広い家に住みたい」といった希望を持って行っていることが分かります。一戸建てにも広さの違いがあることは確かですが、家族環境の変化などで、広い物件に住みたいといった希望を持ち、一戸建てへ引っ越していたのです。
一戸建て物件特有の理由として注目すべきなのが、老朽化というものです。いままで住んでいた家が老朽化してきたのを期に、新しい物件を探して引っ越す、という方が思った以上に多くなっているのです。特にシニア世代になると、築年数が30年程度になっているケースもあります。物件を色々と修繕する機会も多くなりコストもかかるので新しく引っ越してしまおう、としている方が多いのです。
■一戸建て物件の売却時に注目したいこと
・老朽化原因で住み替えている方の希望を考察する
老朽化の原因での住替えを検討している方は、リタイア世代であるケースが高いです。そういった場合には、駅から近い、といった利便性はあまり関係ありません。郊外の物件でも売却できる可能性が高くなってくるのです。
もちろん、近くにスーパーマーケットがある、といったことは必要になってきますが、それほど売却時に駅からの距離が問題視されることはありません。
駅から徒歩20分以上といった物件を売ろうとしている方は、リタイア世代の方に買ってもらう、といったことも考えに入れておくと良いでしょう。