少しでも高く土地を売却するためにはどうしたら良いのか?
土地を持っていても利用していないのであればもったいないです。持っているだけでも固定資産税がかかってくるので、損しているのと同じ状態でしょう。 そこで考えるべきなのが土地の売却です。しかし、せっかく売ったとしても安く買い叩かれてしまっては意味がありません。少しでも高く売るための方法を考えなければならないのです。 こちらでは土地を少しでも高く売るためにはどういったことが必要なのか、ということを明らかにします。売る予定のある土地を持っている、利用していない土地がある、という方は必見ですよ。
土地の相場を把握すること
・なぜ相場が重要なのか?
そもそも売買をするのに、そのものの価値が分からなくては適正なかくで売れたのかわからなくなってしまいます。もしかすると、相場よりも圧倒的に安く買い叩かれてしまうかもしれません。 実際に相場を知らないために、土地を相場よりも500万円や1,000万円安く売ってしまった、といった残念な事例もあるのです。 相場を知ることの重要性は分かってもらえたと思うのですが、次に問題になってくるのがどうやって相場を知ればよいのか、ということですよね。
・土地の相場を知るためにはどうすべきか?
資産評価システム研究センターに「全国地価マップ」というものがあります(参考:http://www.chikamap.jp/commit.asp)。そちらを利用して、売却予定の土地の情報を確認してみましょう。平成25年から平成28年の価格情報が調べられると思います。 ただし、あくまで参考値です。全く同じ価格で売却することにはならないのでその点は注意しましょう。そもそも資産評価システム研究センターの「全国地価マップ」は土地の評価額となっています。実際に売買できる価格ではありません。 もう少し実際の売買価格に近い情報が知りたい、という場合には国土交通省のホームページを参考にしてみましょう。「土地総合情報システム」というものがあり、実際の取引価格が把握できるのです(参考:http://www.land.mlit.go.jp/webland/)
土地の状態を少しでもよくすること
・土地の状態が良好だと高値がつきやすい
購入した方が利用しやすい状態の土地であると高評価されやすい、といった特徴があります。問題がある土地は誰も購入をしたくありませんよね。土地を良い状態にした上で売却活動に入れば、高い評価額が付くことも考えられるわけです。
【土地の悪い状態とは?】
・雑草だらけになっている
・ゴミが捨てられたままになっている
何年間も放置していると、上記のような状態になっていることも少なくありません。もし土地の状態が悪いままなのに現地案内をしてしまうと減額交渉につながってしまうかもしれません。 土地の状態の悪さを指摘されてしまい、購入者側に強気になられてしまうことも十分に考えられるのです。 土地の広さにもよりますが、雑草などは1日で対処できるわけです。ゴミなどに関しても、自分である程度片付けられるのではありませんか? 手間がかかってしまうことになるかもしれませんが、とても重要な事です。 一人ではどうしても無理な場合は少しお金がかかってしまいますが、業者に頼んで土地を綺麗にしてもらう、といったこともおすすめです。
【ゴミ回収業者の利用代金相場】
・軽トラック1台分・・・28,000円程度
・2トントラック1台分(屋根なし)・・・58,000円程度
・2トントラック1台分(屋根あり)・・・78,000円程度
※金額は「粗大ごみ回収ガイド」の「粗大ゴミ回収業者の費用を調査!結局おいくらかかるの?」より(参考:https://gomiguide.net/utilization/bulky-waste-costs.html)
一括見積りサイトを利用する
・高額売却につながる一括見積もりサイトの利用
自分の土地を高く査定してくれる不動産業者を探す、といったことが最も大事です。仮に、一つの業者にしか査定を申し込まないと、その金額が有利なのか、それとも不利なのか、ということは全く分かりません。 しかし、複数の不動産業者に見積もりを依頼することで、査定額の有利・不利と言うものが初めて見えてくるわけです。もちろん、あまりに高く査定してくる業者は危険です。土地を高く設定しすぎてしまうと、売れ残ってしまう可能性もあるからです。 複数の業者に見積もりを依頼したら、まずは平均値を算出しましょう。その平均値を超えている査定額を出している業者で信頼できそうなところを選択すべきです。
・一括見積もりサイト利用時の注意点
不動産売却時に利用する一括見積もりサイトですが、どのくらいの業者に査定依頼が出来るのか、ということに注目しましょう。一括見積もりサイトと言っても2社にしか査定申し込みができなければ意味がありません。少なくても3社から4社程度には申し込みできるところを選択しましょう。 欲を言えば5社以上に査定依頼が出来る一括見積もりサイトの利用がおすすめです。 ちなみに、おすすめの不動産一括査定サイトである「イエウール」では、最大6社に対して一括見積もりをしてもらえます。6社から見積もりをしてもらえば、有利で条件の良い業者も見つけやすいというものです。 「イエイ」についても最大6社から不動産見積もりがしてもらえます。