不動産業者の営業年数の確認方法
家を少しでも高く売るための方法として、より良い不動産仲介業者を選択する、というものがあります。質の悪い不動産業者を選んでしまうと、不動産がなかなか売れない、といった状況になりかねません。
良い不動産業者の選び方として注目して欲しいものに、営業年数があります。営業年数はなるべく長いほうが良いのです。営業年数が短いと、そもそも経験が足りない可能性もあります。営業年数がながければ、それだけ多くの方に利用されている、といったことも言えるわけです。
こちらでは、不動産業者の営業年数の確認方法についてお話します。実際に、営業年数はどのように調べられるのでしょうか?
■免許番号の数字をチェックしよう
・免許番号の()内の数字に着目しよう
営業年数ですが、かなり簡単にわかる設定となっています。ただし、調べる方法を知らなければ、営業年数がかわからない、といった状況になりかねません。
免許番号をチェックしてください。免許番号の中に()といったものが発見できると思います。その()内の数字が大きければ大きいほど、営業年数が長いのです。
注意して欲しいのが、()内の数字の数が営業年数ではない、というところです。
()内の数字は、宅建業免許の更新をするごとに増えるシステムとなります。仮に(5)となっている場合には、4回更新されたことになります。(3)となっている場合には、2回更新されたことになるのです。
問題は更新期間でしょう。実は、以前と今では少し方針が変わっています。
・1996年4月1日以前・・・3年毎の更新
・1996年4月1日以降・・・5年毎の更新
現在では5年で1回の更新となっているのです。
仮に、
(1)となっている場合には、まだ営業年数が5年未満であることを示しています。
(2)となっている場合は、10年未満とであることを示しています。
問題はどの程度の更新回数があれば安心できるのか?ということですよね。
・できれば(3)以上の更新回数のところを利用しよう
(3)ということですが、10年以上の営業年数が経っていなければ(3)にはなりません。ですから、10年以上の営業年数が一つの区切りになるわけです。
どんなに最初の資本が大きかったとしても、10年以上も業績が悪くて続けられるものではありません。健全な経営をしており、リピーターなどもある程度抱えていると考えられるのが営業年数10年以上なのです。