家・土地・マンションなどの不動産を高く売る方法 | 不動産売却完全ガイド

家・土地・マンションなどの不動産を売る時には、出来るだけ高い値段で売却したいと思います。それにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?当サイトでは、家・土地・マンションなどの不動産を出来るだけ高い値段で売る為のポイントや注意点、方法を解説します。いくつかのポイントを押さえるだけで、あなたの不動産を高額で売却することが可能になります。最大のポイントは一括見積りサイトの活用する方法です。一括見積りサイトで、一番高く売却出来る不動産屋さんが簡単に見付かるのです。

マンションから一戸建てに引っ越した理由

一戸建ての売却を考えている方は、マンション物件から一戸建てへの住替えを考えている方の気持ち、といったものを考える必要があります。マンション物件から一戸建てへの住み替えを考えている方の気持ちがわかれば、自分の物件が売りやすいのか?それとも売りにくいのか?といったこともしっかりと見えてくるでしょう。

では、実際にマンション物件から一戸建てへの引っ越しを希望している方はどういったことを考えているのでしょうか?


■マンションから一戸建てに買い替える理由がこれだ!

・第1位・・・もっと広い家に住みたかったから【48.5%】
・第2位・・・一戸建てに住み替えたかったから【36.4%】
・第3位・・・家が狭いなどの問題があったから【33.3%】
・第4位・・・子供のために環境の良い所に住みたかったから【17.2%】
・第5位・・・金利が低く買いどきだと思ったから【15.2%】

※複数回答あり

マンションから一戸建てに住み替えた方の理由を探ると、明確な傾向が見えてきます。マンション物件では狭くなってしまい、その結果一戸建てへの買い替えを希望しているのです。
もう少し深い部分を探ってみると、お子さんの誕生、といったものが見え隠れしています。新しく家族が増えることで、マンション住まいから一戸建てへと住み替えを考えていらっしゃるのです。

特に第3位の「家が狭い」という問題は、マンションでは解消されない、といった意見に到達している方が多いことを示しています。

一戸建てを持っている方は、有利な条件でマンション物件に住んでいる方に売れる可能性があります。ただし、物件が著しく狭い、という場合にはその限りではありません。一戸建てのメリットがない、と考えられてしまい、物件が売れない可能性も出て来てしまうのです。


■一戸建て物件をマンション住まいの方に高く買って貰える条件

・幼稚園が近くにあるか?
・小学校が近くにあるか?
・中学校が近くにあるか?

上記のような条件に当てはまっている場合には、売れる可能性が格段に高まります。

お子さんにとって住みやすい環境があるのか?といったことが非常に重視される傾向にあるのです。仮に近くに学校などがないとなると、お子さんにとって良い環境とはいえません。引越し先としては適していない、と判断されてしまう恐れもあるのです。

もしも近くに学校がある場合には、内見に来た方にアピールしてみても良いかもしれません。

マンションからマンションに引っ越した人の理由

マンション物件の売却を考えている方に知って欲しいことがあります。それはマンション物件からマンション物件に引っ越した理由です。
マンションはマンションにすでに住んでいる方に売れるケースが多くなっています。ですから、マンションからマンションに引っ越した人の理由を探ることで、売却する時の対策方法が見えて来るでしょう。

こちらでは、マンションからマンションに引っ越した方の理由を徹底的に探ります。


■マンションからマンションへ引っ越した方の理由がこれだ!

・第1位・・・もっと広い家に住みたかったから【31.9%】
・第2位・・・もっと生活に便利な所に住みたかったから【22.4%】
・第3位・・・もっと住宅設備の良い所に住みたかったから【19.0%】
・第4位・・・もっと新しい家に住みたかったから【17.2%】
・第5位・・・もっと通勤に便利な所に住みたかったから【14.7%】

マンションからマンションへ引っ越した方の理由を探ってみると、「家の広さ」が大きなテーマになっていることがわかります。
マンションを売るにしても、少しでも広いことが第一条件になってくるわけです。また、広さを感じさせる物件、ということも大事になってきます。例えば、実際にはそれほど広くなかったとしても、収納設備がしっかりとしていれば、部屋を有効活用出来ます。売却する時の大きな武器になる、といったことも考えられます。

第2位に入ったのは、「もっと便利な所に住みたかったから」というものです。便利なところ、ということですが、例えば駅の近く、といったものがあります。仕事をしている方であれば、通勤、というものが大きなテーマになります。
物件の広さとともに、利便性がある物件なのか?といったことも重要視されていることがよく分かります。


■新しいマンション物件の人気を集める一つの要素

・設備と新しさ

マンション物件の購入を考える方には、設備を重視している方も少なくありません。マンション設備は住んでいく上で非常に重要です。いま住んでいる物件の設備に大きな問題がある場合には、特に新しい設備を重視する傾向があります。

築年数ですが、10年以下というマンション物件が人気を集めています。20年以上となってしまうと、少し人気が落ちてしまう傾向にあり、価格がつきにくい、といった報告もあるので注意しましょう。

次の買い替え物件のタイプを知る|マンション?一戸建て?

多くの方が現状で不動産物件が欲しい、と考えています。その場合、不動産検索サイトなどで検索をして探しているのですが、実際にどんな物件を探しているのか?といったことは知りたくありませんか?
家を売ろうとしている方は、購入希望者がどういったことを考えているのか?といったことはぜひとも知っておきたいところですよね。

今回は、今現在、不動産の購入を考えている方は、どのような物件タイプを欲しているのか?といった事を明らかにします。

今どんな物件を持っており、次はどんな物件を欲しいと考えているのかを記載していきますね。


■次回購入する物件のタイプとは?

「買い替え希望アンケート」

・一戸建てを持っている方で次回も一戸建ての購入を考えている人の割合・・・30.1%
・マンションを持っている方で次回は一戸建ての購入を考えている人の割合・・・29.1%
・マンションを持っている方で次回もマンションの購入を考えている人の割合・・・28.2%
・一戸建てを持っている方で次回はマンションの購入を考えている人の割合・・・12.6%

基本的に、一戸建てを希望している方が多い、といった実態が見えて来ます。もちろん、あくまで希望なので、必ずこの通りの結果になるわけではありません。場合によっては、一戸建ての購入予定からマンションの購入へと切り替える可能性もあります。

注目して欲しいものに、一戸建てに住んだ方はマンションの購入を渋る傾向にある、ということです。現在マンション物件を売却しよう、と思っている方は一戸建てに住んでいる方に買ってもらえる可能性は低い、ということになります。

一方で、一戸建ての販売を考えている方については、一戸建てに住んでいる方にもマンションに住んでいる方にも売れる可能性がある、ということでもあります。一戸建てのほうが家を売る時には有利な状態になる、といった可能性が高いと言えるでしょう。


■マンション物件を有利に売るためにはどうしたら良いのか?

・マンション物件の売却が得意な不動産業者に任せること

マンション物件は少し不利なことが分かりましたが、諦める必要は全くありません。
マンション物件を高く売却しようとしているのであれば、マンション物件の取り扱いに慣れている仲介業者を利用するのです。

マンション物件を多数売っている業者であれば、マンションを購入したいお得意様も抱えています。売却できる可能性が高くなるわけです。

住宅買い替えの頻度を知ろう

住宅を売却するにあたり、物件を購入する方の特徴といったものを知っておく必要があります。特徴を把握しておけば、どういった売却方法が有利であるのか?といったことも見えて来ます。

こちらでは家の売却を計画している方に向け、家を買い換えようとしている方の頻度についてお話します。どの程度の頻度で買い替えを実施している方が多いのでしょうか?


■高頻度で住宅の買い替えを実施している方が比較的多い

・半分以上の方が15年未満の間隔で住宅を買い換えている

20年以上や30年以上住み続けるものなのではないか?と思っている方もいるかも知れません。しかし、実際には、かなり高頻度で買い換えている方が多い、といった特徴を持っていることが分かっているのです。

例えば、結婚をしてまず住宅を買います。さらに子供が出来て住宅を再購入するといった場合もあります。さらに子供が独立して物件を新しく買うこともあれば、親御さんと一緒に暮らすことになって新しい住まいを購入する、といったこともあります。

人生で3回から4回の住替えを実施する方も少なくありません。かなり短期間で住居を変えている方は多い、といったことがよく理解できるのではないでしょうか?
だからこそ、安く購入できる中古物件に注目が集まっているのです。家の売却にはそれなりのチャンスがあります。少しでも高く売る方法をしっかりと考えていきましょう。


■最近では耐震性のある物件への住み替えもブームになっている

・阪神大震災
・大震災
・2016年の熊本地震

このように大きな地震がたてつづけに来ている状態です。日本のどこにいても地震のリスクといたものがあり、近年では物件の耐震性といったものに大きな注目が集まっているわけです。

住み替えの理由の一つが、今住んでいるところの耐震性に問題があるから、というものも入り始めています。そして、耐震性のある物件が当然の事ながら人気を集めています。

特に小さいお子さんがいるご家庭では、耐震性のある物件の人気が高まっています。あなたの売ろうとしている物件の耐震性が高いということであれば、そのアピールをしっかりと行ってください。高く売却できるチャンスが十分にありますよ。

最近では、免震機能のあるマンションなども高額取引をされて話題になっています。

まずは買い主の気持ちを知る!住宅買い替えの理由とは

家を売却するということは、買ってもらう方を探す、ということでもあります。そこで考えていかなければならないのが、買い手はどのような理由で住宅を買い換えようとしているのか?ということです。

「敵を知れば己を知り百戦危うからず」といったことわざもあります。住宅買い替えの理由を知ることができれば、売りやすい物件タイプを知ることにも繋がってくるものです。


■住宅の買い替えの理由とは?

・もっと広い家に住みたかったから・・・35.2%
・家が狭いなどの問題が会ったから・・・18.7%
・もっと生活の便利な所に住みたかったから・・・17.2%
・家が老朽化したから・・・15.3%
・もっと新しい家に住みたかったから・・・13.1%

※suumoのホームページより(http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/iesagashi/c0iom000/

アンケート結果をチェックしてみると、住み替えの理由の上位に入ってくるのが、家の広さだったのです。ここでハッキリとしてくるのが、広い家は有利である、ということです。
ただし、単に広いと言っているのではありません。

例えば、マンションに住んでいる方であれば一戸建てに引っ越す場合でも広いところに引っ越すことになりますよね。必ずしも物件自体の広さが重視されているのではなく、「個人的な広さ」といったものが関わっているのです。

そもそも引っ越しをする方の多くが、結婚をしたから、子供ができたから、といったケースになっています。家族の人数の変化が住まいを変える理由に直結しているのです。

一戸建てはそういった場合にはかなり有利な物件タイプとなります。


■買い替えまでの期間についても理解しよう

・5年未満で買い換え・・・16.5%
・5年から10年未満で買い換え・・・27.4%
・10年から15年未満で買い換え・・・23.8%
・15年から20年未満で買い換え・・・11.9%
・20年から30年未満で買い換え・・・14.3%
・30年以上で買い換え・・・6.1%

※suumoのホームページより(http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/iesagashi/c0iom000/

買い替えの期間ですが、思ったよりも短い間隔になっていることがよく分かります。15%以上の方が5年未満で買い換えている事実に驚いてしまうほどです。
もちろん新しい物件は建物の評価も高くなります。売却できる価格が高くなる可能性も大いにあります。

ちなみに20年以上たってしまうと、建物の価値があまりつかなくなってくるのでその点は気をつけましょう。

一戸建てを売却する時にチェクしておきたいポイント

一戸建てを売却しよう、と思っている方も多いのではありませんか?しかし、一戸建てを売却するとなると、建物だけではなく土地もあります。売却する時には、いくつかチェックしておく必要があるのです。

こちらでは、一戸建て売却をうまく進めていくためにも必要なポイントを幾つか説明していきます。一戸建ての売却が初めて、という方は必見ですよ。


■物件の外観を必ずチェックすること

・壁にヒビが入っていないか?

住んでいる場合ですが、壁にヒビが入っている程度では気にならない、という方もいるかもしれません。家の中にいても壁のヒビは見えませんからね。
しかし、買い手にとっては違います。外壁もしっかりと見るので、ヒビが入っている、といった状態になると、大きなマイナスポイントとなってしまいかねません。物件の値下げ交渉に持って行かれてしまう可能性もあるのです。

壁のヒビに関しては、印象を著しく悪くしてしまう可能性があるので、なるべく補修しておきましょう。高額な補修費用がかかってしまう場合には、他の方法を考える必要があるかもしれませんが、一部の修理で済む場合はそれほど高額化しなくても済むケースが多いです。

・雨樋に問題が起こっていないか?

雨樋ですが、割れてしまっていたり、落ち葉などで詰まっていたり、といったケースが多くなっています。

雨樋に問題がある状態のまま内見がされてしまうような状態になってしまうと、印象が圧倒的に悪くなってしまいます。普段から家のメンテナンスをしていないのではないか?と思われてしまうかも知れません。

雨樋が割れていれば補修しましょう。落ち葉が詰まっていたら掻き出してつまりを解消させましょう。内見の時だけでも、家のメンテナンスはしっかりと行っておくべきです。

・屋根瓦の状態に問題はないか?

屋根瓦が割れてしまっている、屋根瓦がずれている、といった状態になっていないでしょうか?もしもそういった状態になっている場合には、早急に対処しましょう。

屋根瓦に問題があると、雨漏りがするのではないか?といったことまで思われてしまいます。屋根に関しては定期的にチェックしてはいないかもしれません。家を売却しよう、と思い立ったら一度業者を呼んでチェックしてもらうのもおすすめです。

マンション売却査定額のカラクリ

マンションの売却を考えている、という方も多いのではありませんか?しかし、マンション売却にはトラブルが絶えない、といった実情があるのも事実です。そのトラブルですが、「査定額が低すぎる」といったケースがあります。さらに、「査定額で買い手がつかない」といったこともあるのです。

こちらでは、なぜマンション物件査定で大きな問題が発生してしまうのか?について詳しく解説します。問題のある査定が行われてしまうカラクリを知りましょう。


■そもそも査定額はおおよその目安の金額である

・不動産鑑定評価額は異なっている

不動産業者に査定をしてもらったからといって、その金額がその物件の正しい評価となっているわけではありません。おおよその金額を出しているに過ぎません。

そもそも、不動産業者での査定ですが、何かしらの資格を持っている人が査定しているのではありません。正確な金額とは言い切れないのです。これが査定額のトラブルが出てきてしまうカラクリとなっています。

しっかりした資格があり、一定の基準で査定をしているのであれば、基本的に不動産各社の査定額はいっしょになるはずです。一方で、複数の業者に査定依頼をした経験がある方は、査定額に大きな差が生まれる、といったことも知っているのではありませんか。実際に、不動産業者によって数百万円の査定額の差が生まれる、といったことも少なくありません。


■そもそも査定額は売れる金額ではない

・相場価格を示しているもの

査定額ですが、その不動産の大体の相場金額を指している、といった認識が正しいです。その地域の地価や、実際に売買した金額などのデータから算出しています。建物の評価についても他のデータなどを参考にして出しています。

高い査定額が示されたからといって、浮かれてはいけません。絶対に売れる金額ではないので、実際に査定額よりも低い金額で売買が成立するケースも多いのです。

では、マンション売却依頼の時に出された査定額をどのように捉えればよいのでしょうか?

あくまで「参考」程度にとどめておきましょう。そして不動産会社の話をよく聞くのです。どのような売却活動をしてくれるのか?といった事を聞いてみるのも必要ですよ。販売活動に力を入れているところであれば、高い金額でも不動産が売れるかもしれません。

賃貸ではなく売却がお得!原状回復費用の請求について

賃貸で不動産物件を貸し出すとなると、現状回復が大きなテーマになります。もしも損傷が激しい場合には、住んでいた方に対して現状回復費用を請求できることになります。しかし、そんなに単純なものではありません。

こちらでは、賃貸ではなく売却がおすすめという理由の一つとして現状回復費用の請求をテーマにお話します。


■必ずしも現状回復費用を請求できるわけではない

・経年劣化の費用は請求できない

そもそも、物件は時間が経てば立つほど劣化していきます。壁紙なども汚れていきますし、フローリングなどにも傷がついていってしまうのです。
特に水周りの劣化は激しい、といった印象がありますよね。

多くの方が勘違いしているのが、部屋に出来た損傷などの全ての補修代金を住んでいた方に請求できる、という部分です。実は、部屋にできてしまった損傷などの補修代金ですが、著しい場合のみに限定されています。

要は、一般的な生活でついた傷などの補修費用は請求できない、といった決まりになっているのです。そもそも、経年劣化についてはしかたがないものと判断されており、新しい方に貸す場合には、自分で費用を出して補修しなければなりません。

賃貸物件を経営するとなると、住んでいる方が変わるたびに補修費用を少しでも出す、といった状況になりかねないわけです。


■実際に裁判にもなっている!

・現状回復の特約が否認されたケースあり

敷金の大部分が住宅復旧費として利用され、敷金が少ししか返ってこなかった、ということで裁判になった事例があります。
通常消耗分についての負担が借り主にある、というのはおかしい、ということで起こった裁判だったのですが、実際に裁判所によって現状回復の費用に関しては、通常のものであれば借り主は支払わなくて良い、と判断されたのです。

貸し出したほうが現状回復費用の基本的なものは支払うべき、と決まりました。ただし、特約がしっかりと理解されたうえで結ばれた場合については、その限りではない、といった判決の趣旨がでているのです。

基本的には現状回復費用は貸主が負担する、と考えて問題ありません。一方で、借り主が理解したうえで特約が付けられている場合には、場合によっては通常の劣化でも借り主が負担する可能性がある、ということを示しているのです。

しかし、全国的に敷金は返金される流れとなってきており、賃貸経営は難しくなっています。

賃貸は危険!大家から契約解除は難しい

物件が不要になった場合は、売ってしまうか、賃貸にするか、といった方法があります。もちろん、どちらがお得であるかはわかりません。売却を考える方が多いかもしれませんが、賃貸にしてしまったほうが、継続的な収入を得ることにも繋がってくるので、お得、と考えることもできるわけです。

しかし、賃貸には大きな落とし穴がいくつもあります。その落とし穴を理解したうえで利用する、といったことが非常に重要になってきます。

今回は、大家となってからのリスクについて詳しくお話します。


■オーナー側からの賃貸契約解除は難しい

・正当な理由がなければ契約解除は出来ない

一度賃貸契約をして、その不動産物件を貸し出してしまうと、オーナー側からの契約解除は難しい、といった特徴があるのです。もちろん、何かしらの正当な理由がある場合には契約解除が出来る設定となっています。
しかし、借りている方に何かしらの落ち度がないのに、オーナーの都合で勝手に売却することは出来ません。

例えば、地価が上昇したので、この機会に不動産を売却してしまおう、と思っても不動産賃貸契約を結んでしまっている場合には、契約解除をこちらから申し出て受け入れてもらう、といったことは極めて難しいのです。
法律として、賃貸を利用している方の権利、といったものがしっかりと認められています。

一度貸し出してしまうと、好きな時期に売ることが出来ない、といった状態になるので、賃貸には制約がある、ということはしっかりと覚えておきましょう。


■賃貸契約を解除する正当な理由が知りたい!

・事前に中途解約に関する契約を行っておくこと

賃貸契約をする時に、契約の中に中途解約の条件について記載しておくことがおすすめです。もちろん相手の生活があるので、契約書に記載するにしても一定の成約が出てきますが、契約上中途解約が出来る、としておくことで解約はしやすくなります。

・契約者に滞納があった

滞納が定期的に起こっていたり、長期の滞納があったりした場合には正当な解約理由とされます。契約を相手側が破っていることになるので、中途解約されたとしても相手は文句が言えない立場になっているわけです。

・建物に問題が出てきた

建物が老朽化してしまったり、危険度が増してきたりした場合には契約途中であったとしても解約できる、としています。

賃貸にすると希望する賃料がもらえないことも

不動産を売却する時には、売却以外の選択肢もあります。それは、賃貸にする、といった方法です。しかし、賃貸に問題がないわけではありません。問題点が多い場合には、売却する、といった事も必要になって来ます。

今回は、賃貸にした場合のデメリットの一つについてお話します。もしも問題があると思ったら、素直に不動産は売却してしまいましょう。


■希望の賃料と手取り賃料には開きがある!

・希望賃料は入ってくる利益とは異なる

物件を売らずに賃貸にする場合には、月あたりの賃料を設定することになります。そこで考えなければならないことに、賃料の全てを受け取ることは出来ない、というものがあります。
たとえば、10万円の賃料に設定したとしても、10万円が入金されるわけではありません。そこから一定の経費が差し引かれていくことになるわけです。

そもそも希望賃料とは、オーナーが希望している賃料です。その賃料のままで入居者が入ってくれる、ということは少なくなっています。実際に成約する賃料に関しては、オーナーの希望している賃料よりも低くなることが一般的です。

さらに注目して欲しいのが、手取りの賃料です。成約した賃料の全てが入ってくる、と思っている方もいるかもしれませんが、そこからさらに差し引かれることになります。


■サブリース費用が差し引かれるケースが多い

・賃貸管理会社に委託するとかかってくる費用あり

そもそも、物件の管理ですが、素人の方が行うことは難しいです。そういった場合には賃貸管理会社にお願いすることになります。賃貸管理会社にお願いすることをサブリースともいうのですが、家賃保証を受けられる、といった特色もあります。仮に空室になったとしても、一定の家賃収入が得られるのです。しかし、賃貸管理会社としてもリスクがあるので、手数料を受け取ることになります。

賃貸管理手数料ですが、業者によっても異なってくるのですが10%から15%程度に設定されることが多いです。仮に100,000円の賃料であった場合には、実際に受け取る金額は毎月85,000円から90,000円となるのです。

手取りの賃料がどの程度になるのか?といった事を必ず理解したうえでサブリースを利用した賃貸経営を実施してください。もしも売ったほうがお得、と判断できた場合は素直に売ってしまいましょう。

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