不動産仲介の力を見極めること
家を売るためには不動産業者に売却を依頼することになります。不動産業者は、要は不動産売買の仲介をしてくれることになるのです。買い手を探してくれるわけですが、問題は仲介力です。仲介力がなければ、なかなか良い買い手を見つけることは出来ません。
こちらでは、不動産業者における仲介力について徹底解説します。
■査定額が高すぎる業者は仲介力がない
・査定額の高さにぬか喜びしてはダメ!
不動産業者を利用する時ですが、必ず査定を受けると思います。その査定金額が思った以上に高いと嬉しいですよね。その業者にお願いする、といった事をしてしまう方も多いのではありませんか?
高く査定してくれた業者ですが、必ずしも仲介力があるわけではありません。適切な価格設定が出来ることが不動産仲介業者には絶対的に必要になってくるわけです。
そもそも、高く査定してくれた不動産業者ですが、のちのち決まって言ってくることがあります。
「買い手がいまの価格で承知しない」
と言ってくるのです。結果的に、売却価格を引き下げなければならなくなります。
査定額を高くしている業者はとりあえず契約を結びたいのです。あとは価格を下げて売る、といった事を考えているので、売り手のことをしっかりと考えているとはいえません。
査定に関しては、適切な額を設定してくれるところを利用すべきです。そもそも相場を知っている業者は仲介力がある、と考えて間違いありません。
■仲介力のある業者を見極めるためにはどうしたら良いのか?
・販売方法がたくさんある
ポスティング系広告
折込広告チラシ
情報誌
レインズへの登録
インターネット
店頭での表示
不動産の売り出し方法は上記のように様々あります。それらの多くの販売方法を多く採用しているところを利用しましょう。多くの販路があるということは、それだけ仲介力がある、ということにも繋がってくるのです。多くの方の目にも触れるようになるので、買い手が集まってくる可能性が高まります。
・ローンを取り扱っている
買い主がローンを組んで不動産を購入する、ということが当たり前になっています。そもそも、数千万円を現金ですぐに購入できる、という方は少ないのです。
そこで注目して欲しいのが提携ローンです。
不動産業者の中には提携ローンを取り扱っているところがあります。不動産購入予定者にローンをおすすめして、その上での購入を依頼するわけです。買い手としてもローンが利用できるというのは安心感につながります。仲介力が高い、と判断できるわけです。